いよいよ2014年もあと2日。
今年はいろいろと節目の一年でありました。
このブログを始めたのが確か院受験をの前くらいだったのでもう2年以上はやっていますでしょうか。
滞ったりはしているもののここまで続けられていることがなんだか嬉しい。
さて、今年はどんな年だったかな。今年ハマったもの心に残っているもの、ベスト10形式でご紹介します。

10位 アナ雪

今年は流行りまくってすごかったですよねー。わたしも歌いながら歩いてました。←
超面白かったです。

9位  泉まくら

スペースダンディの挿入歌(下掲)を歌っていらっしゃってそこからハマりました。
西野カナとか好きな人は好きそうな歌詞。もっと大々的に流行ってもいいと思う人。
高校生、女子大生にきいてほしい。声がキレイです。



8位  mili


音楽ゲームDeemoに楽曲提供しているバンド。
このバンドの中心人物たるYamato Kasaiさんが何年か前までニコニコ動画でVOCALOID楽曲をあげていたHAMOさんであることを知ったときは非常に驚きました。HAMOさんの楽曲には当時とても注目していたのですがある日突然の引退。楽曲をすべて消去されてしまったのです。とても残念だった記憶があります。
まさかまたHAMOさんの楽曲をきくときが来るとは思っても見なかったので感動しました。
momocashewさんの歌声、とても澄んでいて素敵です。

7位  バベルハイムの商人

古海鐘一氏の漫画作品。専用の通貨で悪魔と交易を行う人々(と悪魔たち)のお話。
絵がとても上手。とても漫画らしいコマ割りがとても勉強になる作品です。
こういうコマごとの情報量が多くて読みこみがいのある作品が描ける人には憧れます。
今年完結した探偵マーニーの木々津克久氏も同じ系統のコマ割りをする方。おもしろいので機会があれば手にとってみてください。

6位  乙女ゲー

めちゃくちゃハマりました。と、いってもやったのはフリーゲームばかりなので商業作品にはあまり手を出せていません。やっぱり値段が値段なので足踏みしてしまいました。
そんなわけで厳密に言えばフリーの乙女ゲーにハマったのですが、やはりフリーというだけあって作家さんたちの個性が光っていておもしろかった。フリーゲームのよいところですね。

フリー、商業作、アプリ、ブラウザと様々な媒体での「乙女ゲー」を追いかけましたが、今年だけでもかなり動きがありドキドキしました。
ゲームハードの観点から見ても、PSP、vita、3DS、スマホ、iosなどさまざま。これらハードごとに個性があり、売り方が全然違うのですごくすごくおもしろかった。
スマホアプリの乙女ゲーにはOSバージョンアップのリスクがあることがわかったし(それをさけるためにブラウザゲーム化しているところがあるというのもおもしろい点)、それがわかったことでゲーム専用機の利点にも気付くことができました。こういうメリットがはっきりわかると購買意欲がわいてきますよね。
 そういえば、DMMゲームに乙女ゲーがないことが以前から気になっていて、ボルテージなどの女子向けゲーム制作会社の好調なども考えたらこれは今後DMMも女性向けゲームに参入していかざるをえないだろう!!と思っていたら最近何本か出てきたので予想があたってなんだか嬉しかったりもしました。
 一つのテーマでいろいろな媒体を見ると今までにない発見がありますね。

5位  音ゲー(Deemo、Cytus、SBR、Touch Music)

一時期、音ゲーにハマりました。きっかけはDeemoだったはず。音ゲー苦手だったんですがDeemoはかなり感覚的にできるので楽しかった。
 音ゲーといっても、ギターだったりドラムだったり、ポップンみたいにボタンプッシュだったりと楽器に限らないものもあります。Deemoは、というと「ピアノ」。
 ピアノって、鍵盤の多さから言ってもなかなか音ゲーのなかで疑似体験するというのはなかなか難しかったと思うのですが(音をピアノにしてもピアノを弾いているという演奏感の体験が薄かった)、それがタッチパパネルと従来よりも大型化している端末画面という二つの現代の端末事情によって可能になったのです。
 ピアノできない人ですがとっても気持ちよく演奏している感を味わえました。
詳しくはこちらの4gamerの記事をご覧になるのがいいと思います。
 
Deemoの衝撃によって、他の音ゲーはどんな状況なんだろうと手を伸ばしていたらハマりました。音ゲーやってると頭がすっきりするんですよね。

なんにせよ、音ゲーに対する苦手意識がなくなったことはとても喜ばしいことだと思います。

4位  スペースダンディ

渡辺信一郎監督のアニメ作品。宇宙を舞台に繰り広げられるSFコメディ。
一話完結型で各話スタッフさんたちが腕によりをかけた超クオリティをみせつけてくれました。
あの円城塔氏も脚本で参加しています。
楽曲もバラエティ豊かなアーティスト陣が手がけていて、飽きません。ミュージカルやっちゃう回なんかもあってほんとに懐が深い作品。

わたしが好きなのは一期の9、10、11、13話。
こういう限られた時間を無駄なく使える構成力のある作品は最近すくないので(対抗できるとしたら妖怪ウォッチのアニメくらいかなあ)非常に楽しかったのと同時に勉強になった。


渡辺信一郎監督の残響のテロルもよかったです。hannnaという楽曲がすごく素敵でおすすめ。

3位  テラバトル

旧FFスタッフが作ったソーシャルゲーム。
トカゲがとってもかわいいトカゲゲーなので爬虫類好きは絶対にやったほうがいい。
ソーシャルゲームの新時代を切り開いた作品といっても過言ではない作品だと思います。
今までのソーシャルゲームは簡単なパズルであったのに対して、テラバトルは難易度高めのシミュレーションRPG的ゲームシステム。イメージとしてははさみ将棋らしいです。
こんなに頭を使ってつかれるソーシャルゲームはわたしは少なくとも見たことないです。
なんにせよトカゲがかわいいゲーム。

2位  月刊少女野崎くん

椿いづみ氏の漫画作品。今年はアニメになりました。とてもとてもおもしろい4コマ漫画です。
4コマって奥が深いですよねー。野崎くんをよんでからというもの4コマに対する意識が変わりました。

あまりにすきすぎて3DSでMiiをつくりました。スマブラで対戦すると最高に楽しいです。
 

左から野崎君ちよちゃん鹿島君ほりちゃん先輩。
みこりんはわりと難しかった。また機会があれば。

公式

1位  妖怪ウォッチ

バイト先のパートさんのお子さんが妖怪ウォッチをやっていたんです。その子とお話をしようにも、妖怪ウォッチがわからないので彼女が熱狂している理由も、妖怪ウォッチのアニメが見たいといってパソコンをいじる理由もわからなかったのです。
あまりにわからなすぎてこれは将来おいていかれると焦りを感じ、プレイしました。
本当に本当に面白かった!
子どものためのゲームでありながら、大人が一緒にやっても楽しめる仕様になっている。親子が一緒にできる、という理想のゲーム像です。
素晴らしいとしかいいようのないゲーム。
子どもが妖怪のせいにするってこと以外は欠点がないんじゃないだろうか。
自分にとっての大切な一本になりました。レベルファイブさんありがとう。これからも期待しています。


今年もさまざま発見がありました。
楽しいこともなぜ楽しかったのか、それがどういう経緯でつくられて歴史の中でどのような位置にあるのか、ということまで考えると作品も楽しくその周辺も楽しいと何度でもおいしいです。
来年も考えることをやめずに進んでいきたいと思います。


☆おまけ☆

わたしが一番好きな妖怪、TETSUYA(てつや)