「折り紙」ときくとなんだか子どもの遊びのような気がしていた時期がわたしにもありました。
しかし、世の中には「本格折り紙」というジャンルが存在しているらしく、それがものすごい。
よくテレビで紹介されたりしている神谷哲史氏の神龍とか、前川淳氏の悪魔とかいろいろと有名どころはありますが、わたしは特に「薔薇」が好きです。

本格折り紙の中には無数の薔薇の折り方が存在しています。

特に有名なのが川崎ローズと福島ローズ。

川崎ローズは徳島県のとある学校の教諭が考案した折りばらです。
これもなかなか美しいです。

この川崎ローズをアレンジしたのが福山ローズ。

で折り方が詳しく紹介されています。

色々と折り方がある中でも一番気に入っているのが、佐藤直幹ローズ。

花びらの重なり合いや重厚感、これを見るたびにうっとりしてしまいます。
折り方に種々の問題があるようですが、見るぶんにはこれが一等美しいとおもいます。

佐藤直幹氏のフランス語サイトGalerie de plis (折り目のギャラリー)にて作品が見られます。是非幸せな気分になってきてください。

他にもたくさん折り方が紹介されていますので調べるだけでも楽しいです。

これがきれーいに折れたらより楽しいのでしょうが、絶望的な不器用さのため何度挑戦しても折り紙が破れてしまうという……。ああ、いつか綺麗に折ってみたいものです。