ピーター・コールセン氏をご存知でしょうか。
わたしも最近知ったのですが、とても独創的なペーパークラフト作品の製作をされているアーティストです。

Peter Callesen


上記公式サイトで作品を見ることができます。

一枚の紙からできているとは思えない精巧な作品に驚かされます。
そして、衝撃を受けるのは切り取った後のシルエットが影のようになって作品に深みを出していること。

ペーパークラフトでないとできない、説得力のある作品たちはふとした瞬間にまた見たいと思い出してしまいます。

こういった素晴らしい作品を見ていると作りたくなってしまうのが絵描きの性で…
真似をして私も家にある材料で挑戦してみました。

ダンボールと画用紙でつくる街


ダンボールと画用紙、そして少しの画用紙で街をつくりました。
なんだか市長さんになって街の上空から眺めている気分。
現実でやるシムシティですね。

手前は住宅街で、左端の窓がいっぱいあるのはホテルです。
あとは中央すこし右の横長の窓が3つある建物は市役所です。
奥の赤い建物は消防署。
山と海も折り紙で設置しました。


郵便局もつくりました。
奥ににあるのはスタジアムです。

街に描き込む



マジックで道や河川を描き込みました。
右端にうつっているのが学校。
その左斜め後ろには公園を設置しました。

その後ろに病院もあります。
海と街を一望できる立地にしました。。


奥の折り紙の麓にある緑ビリジアングリーンの部分は緑地公園。
黄色い池もつくりました。
魚が4~5匹泳いでいたりします。

他にもお花畑ゾーンをマジックで描いたりしました。
ペーパークラフトで形をつくった後に自分で描き込みをしていくと、
どんどん華やかになっていって楽しいです。

自分のルーツが絵なので、製作方法が入り混じったりする手法はすごくわくわくします。

身近なものでもできるペーパークラフト


ペーパークラフトというと展開図などをしっかり検討して作り込んでいくイメージがありますが身近なものを切り貼りするだけでもすごく楽しい体験ができます。

今回はダンボールで作りましたが、
家の中にある材料を使えばもっと立派な街ができあがりそう。

自分は絵描きだと属性を決めつけて、他の分野に手を出さないのはもったいない。
他のジャンルの制作手法もとりいれていくことで作品に深みをだしていけるといいですね。