わたしは12時近くに家に帰ってくるアルバイトをしているのですが、そこでいろいろと用事を済ませてホッとしたときにやっている番組が「おねがいランキング」。
 そこに彼が映っているとどうしても見てしまうのです。
 彼とは誰か。そう、それは、

 川越シェフ

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 川越シェフがテレビに出ているとどうしてもテレビを消せなくなってしまう。どんなに疲れていてもなんだか元気にさせられてしまう。彼のこの魅力はいったいなんなのか。
あのどや顔を見てもただただ親しみを覚えるだけで全然イライラしない。

つくづくなんとも不思議な魅力を持ったお方です。





おそらく週に何回も見ているのですが、全く飽きません。わたしは川越シェフのファンなのか。
いや、でもファンというわけではないのです。どちらかというと尊敬に似ているような、ただただわたしは川越シェフが好きなのです。

 川越シェフの魅力は大きく以下の3つだと思っています。

1、食べ物が大好きなこと
2、料理に妥協がないこと
3、食に対して真摯なこと

 わたし自身、食べることが大好きです。
 このブログを作ったのもファミレス関係の記事を書きたかったのが主な理由です、実は。
 食べることが好きだから、家庭料理だって当然すきだし、ファミレスも大好き、ファストフードも大好き、ちょっとお高いレストランだって好き、定食屋だって、ラーメン屋だって、牛丼屋だって。
みんな大好きです。

 なぜ食べることが好きかというと、それはおいしいものを食べると感動するからということはもちろんなのですがどちらかというとその背後にあるものを考えさせられるから好きなんです。
 ファミレスでも、ファストフードでも、高級レストランでも、定食屋でも、牛丼屋でもお料理屋さんは利益をあげるために努力しています。
 「利益をあげる」という言葉だけ見てしまうと非常に無機質なものに思えてしまいますが、実はそうではない。

 「食」とはダイレクトに自身の生命と関わります。毎日毎日その行為を怠ることはできません。だからこそ必然的に「食」に対して幸福感を感じとるという機会は多くなります。
 「外食」とは、多くの場合この「食」を得ることによる幸福感を得るために足を運ぶことが多いでしょう。「食」によって幸福感を得るためには何が必要か。それは「美味しい!」と感じること。その一点です。
 だからこそ、どのお料理屋さんもお客さんに料理を美味しいと言ってもらえるように力を尽くしているのです。これは利益をあげるということと表裏一体であり、飲食店の全てがもつ単純かつ明快なテーマであります。

 最近では「食べることは趣味にならない」という風潮があるようです。しかし、これは大変悲しいことであるとおもいます。
 趣味という行為をどのように捉えるかという問題にもなってきますが、何にせよ「食べること」を当たり前とすることでその幸せを日常の中に押し込めてしまっているようにしか思えません。「食」こそまさに言葉通り人生の肥やしとなるもの。それにこだわらず、楽しまないレベル貶めてしまうということはなんとも味気ないことです。

 その点、川越シェフはどうか。
「食」という幸せを謳歌している!ある程度の美味しさ、というもので満足することなくその上を目指そうとする。その情熱が伝わってきます。彼は非常に「食」に対して真摯であります。

 わたしたちは毎日おいしいものを食べている。しかし、それを日常に落としこむことでその幸福を忘れてしまうことさえあるのです。しかし、川越シェフはその幸福を思い出させてくれるのです。
 美味しいものを食べよう。そのためにはこの程度の美味しさでは満足しないぞ!という向上心。それは本当に素晴らしいものであると思います。
 そういう、向上心の果てに本当に「おいしい!」と思えた時にでるのがかの有名な川越スマイル。だからこそ、その幸福感を分け与えてもらえたようでこちらも元気になってしまう。
 
 そんなわけでわたしは川越シェフが好きなのです。ただただ尊敬し、親しみと好意を抱くのです。

わたしも幸せを追求して、追求して、日常にしてしまわないように、幸福に貪欲でありたいです。