運転していたら、小学生の女の子が横断歩道を渡っていきました。
彼女の服装がとってもかわいかった。

ランドセルは水色、そしてカバーは黄色。ハーフパンツは緑色。
一見奇抜なんですが、これらがとてもまとまっていて素敵でした。


これはsaiのカラーサークルです。彼女の服装をここにあてはめて考えてみると、黄色―黄緑―水色はひとつなぎになっていることがわかります。そしてよくよく見てみると黄緑の反対側に赤があることがわかります。いわゆる補色(反対色ともいう)の関係ですね。



補色はお互いの色を目立たせる効果があると言われています。だから、上の絵で仮にランドセルの2色をとっぱらうとすごく自己主張の強い服装になるかと思います。
そこに赤と色相が近い黄色が入ることによってマイルドになっているのでしょう。
それぞれはわりと華美な色ですけれども、こうやって組み合わせがうまくいくことによって柔らかな世界をまとうことができるというのは驚きでした。