太陽の塔を見てきました。
全くのノープランでなんとなーくふらふらと電車に乗っていきました。

 JR線からの乗り換えで降りた南茨木の駅がなかなかキレイで関心しました。
(わたしがいったことがある大阪の駅は比較的考えつくされていてキレイな印象。
トイレの構造なんかもとてもいい。特に大阪駅のトイレの構造は混みにくくていいと思います。)
大阪モノレール線の南茨木駅構内には100円でインターネットが利用できる機器が置かれていたり、緑を基調としたソファが数多く設置されていたりとてもモダンで落ち着く空間でした。
なかでも壁に埋込型の書架が設置されており、それが「モノレール文庫」として活用されていました。どうやら書籍は寄付中心で運用されているようです。いいねえ。

 さて、モノレールに乗ったわけですが、あれ怖いねえ。
階段を登り、のぼり、マタノボリ。
そしてまたのぼり着いた地上からものすごく離れたところにあるホーム。
わたしはたかいところが苦手なので腰が抜けました。ひえええ、みたいなこと言ってました。
そして乗るわけですが、揺れる、ゆれる、なんだか心もとない、普通にめっちゃ高い、これ落ちるんじゃないか。
みたいな感じのことが頭の中を渦巻き、2年ほど前に乗った富士急ハイランドのFUJIYAMAの恐怖がフラッシュバックしました。(乗って以来、わたしはト ラ ウ マになっています)

 ぐわんぐわんする意識の中で、万博記念公園駅に到着。
 お手洗いに行きたいわ、と思って探しているとタイル貼りの壁に青いタイルが「トイレ」という文字を描いてに並んでいました。うん、斬新でした。
なかなか作りが古い駅のようで使い勝手が悪かったです。せっかくの観光地なのにもったいないねえ。

 万博公園は関西文化の日だったようで入場料無料でした。ノープランだったのでまさかでした。
いやあ、いいときに行った。

 人生初の太陽の塔はあまりに大きすぎて感動の一言しかありませんでした。太郎は本当にすごいものを作ったと思います。

横からみた図。
とにかく大きかった。こういう大きな作品をつくることはアーティストには憧れだよね。そして、こんなに背伸びすることなく、ただただ表現に徹した作品というのも珍しいでしょう。

「大きい」というだけで芸術作品は圧倒的になるかと言えばそうではありません。
例えば、ちょっと前に見たジェームズ・アンソールの作品の中に「食事」という非常に大きな作品がありますが、正直その大きさにまったく似つかわしくない絵に仕上がっていました。むしろ小さい方が似つかわしかったのではないか、と思えるほど。
大きいと作家の稚拙さや、技術の未熟さ、主題に対する理解の足らなさなどが露呈しがちですがまさに彼の「食事」はそういう絵でした。
 しかし、太郎のこの太陽の塔は大きくなくては意味がないという必然性を帯びたオブジェでした。これが小さかったら「太陽」の塔にはなりえなかったのでしょうねえ。
太郎はほんとうにすごい芸術家だったんだなあと感じいりました。圧倒されて、もはや創作意欲が湧かなかった(笑)

 下から見た図。
 首が疲れました。こんなにちかづけるとは思っていなくて得した気分になりました。こんだけ近いと圧倒されるね!うんうん。
快晴に恵まれたのも運がよかったです。

 しかし、こんなに素晴らしい太陽の塔もやはり(というかだからこそ)観光の種。おみやげ屋さんがありました^^
 そこにはTAROグッズと銘打っておびただしい数の小さな太陽の塔キーホルダーが飾られていて非常にいかれていました。(褒め言葉)
 みんな買うといいよー。ポストカードもあったよー。
 でもそんななかで一番気になったのが「たこ焼き豆」だった\(^o^)/食い意地
あれ結局買わなかったけど食べたいなー。







なんか公園をすすむとラジオまつりなるものもやっていてなんとなく楽しい気分になりました。
近くの施設に山崎邦正さんがいらっしゃってたらしいです。

なんにせよいろいろと楽しい太陽の塔見学でした。
みんなも見に行くといいよ!