アトリエシーブレーンさんの時計「はなもっこ」が非常にうつくしい。
こんな時計があるのかとちょっと衝撃を受けている。




特にいいな、とおもうのが「うるし」

一つ一つが手作り。
このうるしシリーズの時計盤は、漆職人さんが本漆を塗っているんだそう。
目盛りに使われている金箔もかなり気が利いてるよね。
わたしは、時計は分単位まで目盛りがないといやだ!ってタイプなんだけれど、この時計を見て、その感覚が吹き飛ばされた。そんな細かいこと気にしないで、大枠を掴んでおけばいいじゃない。
2分前、とかじゃなくて5分前に動けばいいのさ、なんていう余裕をかまされた気分。



画像は はなもっこ公式HPより

デザインのために細部を犠牲にして、よくなった例をあまり目にしたことがなかったけれど、これはまさしくその成功例だとおもう。

この時計に分単位の目盛りなんていらないよね。

赤もいいけど、黒も高級感があっていい。

こんな時計がスーツの袖からちらっと見えたら、憧れちゃうよなあ。


この、シーブレーンさんの時計のいいところはベルトの好感が容易なこと。
公式ホームページを見ていただければわかるとおもうんだけど、ベルトが時計の下をくぐるようにして、取り付けられるようになっているのです。

そして、この構造で嬉しいのが肌に触れる金属部分が少なくなること。
わたしは金属アレルギー持ちなのですが、ここの時計は真鍮とかステンレスといったアレルギーを起こしにくい金属を使われています。
それだけでも、すごくいいもとだと思うんだけど、
やっぱち肌に触れる部分が少ない方が、より安心なのが正直なところ。
健康面に関しても、この時計はかなり優しいものになっていると思います。

こんなに美しいものがこの世にあるとは、宝物とはまさしくこういうもののことをいうのだな、と感慨深く思います。